昨日(2019年11月13日)に、プレミア12⚾️を観てきました。
まず、プレミア12について知らない人もいると思うので、簡単に説明しておきます。
プレミア12とは、4年に1度行われる野球の世界ランキング上位12チームが世界一をかけて戦う国際戦のことです。
第一回大会が、2015年にあり、2019年の今年が第二回大会となりました。日本は、東京オリンピックにおいて開催国のために出場資格を得ていますが、他のチームにとっては、この大会が2020年に行われる東京オリンピックの予選も兼ねている重要な大会なのです。(東京オリンピックにおいて野球競技に出場できる国は開催国含んで6チームしかないので今回の大会で成績を残すことが必要になるのです)
それでは、次にこれまでの日本の戦績をおさらいしておきましょう。
プレミア12では、4チームのグループを3つ作りオープンラウンドを戦います。
日本はBリーグに所属していましたが、
11月5日(火)日本-ベネズエラ 8-4 勝利
11月6日(水)日本-プエルトリコ 6-1 勝利
11月7日(木)日本-台湾 8-1 勝利
ということで、日本はオープニングラウンドを全勝で突破しました。
そして、オープニングラウンドを勝ち上がった各グループ上位2チームずつ戦うのが、スーパーラウンドです。そのスーパーラウンドに参戦する6チームのうち上位2チームで決勝が行われるという流れになっています。
日本は、オープニングラウンドを全勝で突破した勢いそのままに次のスーパーラウンドに突入し
11月11日(月) 日本-オーストラリア 3-2 勝利
初戦のオーストラリア戦を3-2でなんとか勝利するものの、
11月12日(火) 日本-アメリカ 3-4 敗北
日本はアメリカに痛恨の一敗を喫してしまい、決勝にいくためには今大会全勝のメキシコに絶対に勝たなければいけない大一番となりました。
その大事な一戦の先発を任されたのは、DeNAの今永投手でした。今永投手は、この大一番において6回1安打1失点の完璧はピッチングを披露しました。そして、打線が序盤に繋がり、1、2回で合計3点をとり、そのリードを守りきるという形で3-1で勝利を収めることができました。(試合結果などについて詳しく知りたい場合には検索してみてください。)
私は、元々野球観戦が好きで、プロ野球の観戦にもいくのですが、国際試合のホームゲームというのは非常に特殊であるように感じたので、今回応援をして感じたことについて記事を書いていきたいと思います。
1)国際大会は見方チームの応援しかいない
2)種類がバラバラの応援をやることになる
3)一体感が半端ない
1)国際大会は見方チームの応援しかない
これは、観戦をしていて非常に違和感を感じました。通常のプロ野球の場合、仮にアウェーチームであっても外野にはある程度の応援団がおり、敵チームの攻撃の際には応援歌が響き渡ります。しかしながら、国際大会では敵チームの応援団がほとんどいないために、敵チームの攻撃の際には会場が非常に静かになるのです。野球では、通常攻撃の際には応援歌を歌うなどして、ピッチャーがボールを投げる際にも、非常に騒がしいものなのですが、今回の大会で敵チームの攻撃の際は会場全体が本当に静かになり非常に違和感が感じられました。実際、坂本選手もインタビューの中で「守備の際に会場が静かになるのでいつもと違い、少しやりにくいです」と回答している選手がいました。
2)種類がバラバラの応援をやることになる
違和感を感じるのは、守備だけではなく攻撃の時もでした。侍ジャパンの選手の応援歌では侍ジャパン用の特別バージョンを作るのではなく、各チームで普段使っている応援歌を使うようになっているのです。しかしながら、このチームごとの応援というものは、チームごとによって特色があり、かなり異なっているのです。そのため、普段のプロ野球の応援では体験しないような様々な種類の応援をすることになり個人的には楽しかったです。例えば、広島の選手の応援の際には名前を呼びながら立ったり、座ったりするので非常に疲れることになるのですが、様々な応援を体験することが出来て非常に楽しかったです。
3)一体感が半端ない
1の部分と少し被るのですが、ホームで行われる国際試合では球場にいるファンのほとんどが味方チームの応援を一緒に行うので、通常より応援の声が大きくなり通常では味わうことができない一体感を味わうことが出来ました。特に、私が今回席を取ったライト側の外野席では周りのほとんどの人が日本代表のユニフォームを身につけ、応援歌を歌い、点が入ったときには一緒になって喜ぶので強い一体感を感じることができました。これこそが、わざわざチケットにお金を払って球場に足を運んでみることの最大のメリットだなと感じました。
私は、今回のプレミア12の観戦を通してさらに野球が好きになりました。やはり、国をかけて戦う国際大会は普段のプロ野球にはない面白さがあると思います。今後も、侍JAPANを応援し続け、今大会では必ず優勝して欲しいなと思っています。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。